tasco US SNIPER 6x44

Manufacture | tasco |
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Price | ¥78,000 |
Official site | xxxxx |
Review date | 2017.07.29 |
Favorite | ★★ |

tascoの固定倍率レンジファインダースコープです。
TITAN、SSシリーズに並ぶ、tascoの中でも高額のスコープです。

このスコープの特徴はエレベーション、ウィンデージダイアルです。
ダイアルは1回転もしませんが、キャップの中のネジを調整することにより、距離に合わせた射撃が可能になります。
クリック感は良好でエレベーションの上の数値は距離、下の数値はクリック数を表しています。
キャップは弾丸のリム部分を引っ掛けて取り外せます。
発売当時はキャップを付けない調整ダイアルは珍しいタイプでした。

中のネジもリム部分で回転させることができます。
このダイアルにはクリック感がありません。

エレクターチューブ底面にはガスポートがあり、内部の曇り止めの効果があります。

接眼レンズ上部には白のtascoとスペックと刻印があります。

接眼レンズ下部にはJAPANの刻印のみ。
他のtascoスコープの様なプリントではありません。

対物レンズのコーティングは表側パープル→バイオレット、裏側パープル。

接眼レンズのコーティングは表側パープル、裏側パープル→バイオレット。

レティクルはNATO RangeFinderでレティクル下の線の間に人を合わせることで距離が測れます。
tascoのパープル系のコーティングは明るい訳でもなく、反射も起きるのでイマイチです。
tascoのタクティカル系のスコープはレンズ内部が曇ることが多く、この個体も日中以外では使用困難なレベルまで曇っていました。

Diameter | 25.4mm |
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Weight | 470g |
Eye relief | 約80mm~100mm |
Objective coating | 表側パープル→バイオレット、裏側パープル |
Eyepiece coating | 表側パープル、裏側パープル→バイオレット |
日本製のスコープですが、tascoのタクティカルスコープのSSシリーズと同様に日本で販売された時はアメリカの3倍近い価格となっていました。
通常のスコープとの違いはタクティカルノブのみで8万円の価値はまったくありません。
同じ光学性能、NATO RangeFinderレティクルのスコープが4万円程で販売されています。